鉄の女になる。 [お父さん]
1月の中旬から、父親が体調を崩していました。
お正月に会ったときは、あんなに元気そうだったのに・・・
2月4日(月)検査入院をしました。精密検査のためです。
その前に、近所のお医者さんで軽い検査をしてもらったようですが、そこのDr.に精密検査を勧められての入院でした。
診断結果は、『膵臓癌』
土曜日、山梨から弟が帰郷し、私達夫婦と一緒にDr.から詳しい病状を聞きました。
癌は、第1期~4期までに分けられます。
父は、残念ながら第4期でした。
CTの画像を見せてもらいながらの説明でしたが、素人の私にもはっきりと分かるくらいの膵臓の瘤と、あちこちに散らばって見られた肝臓の影(転移している場所)でした。
検査をしてから、5日後の検査結果でした。
薄々、「癌だろうな…」とは感じていた私ですが、まさか、第4ステージにまで進行しているとは、思いもしませんでした。
私達が話しを聞く前に、両親はDr.にある程度は説明されたので、まずは母から診断結果を聞いた私でした。母も、かなり動揺していたようで、あんまりきちんと内容はわからなかったのですが、やはり、聞かされたときは、かなりショックでした。
でも、母は父の検査入院だけでもかなりの動揺が見られ、父よりも母の方が心配です。
Dr.にも、その旨を話しました。
父の余命は・・・
「長くて半年」
との事でした。
Dr.は、本人には、「癌告知はするが、希望を持ってもらうために、はっきりとした余命宣告はしないようにしている」というお考えの方だったので、私達もそれに賛成でした。「ただ、なかなか母だけを捕まえる事が出来ず、余命を伝えることができなかった。」とおっしゃっていました。
私も弟も主人も、その点においては安心しました。
検査入院だけでも、かなりの動揺を見せていた母です。実際の父の余命を知らせたら、父の前できっと笑っていられません。父も、すぐに察してしまうでしょう。
話し合った結果、母にも「はっきりとは言えない」と言われた。と、伝えることにしました。
後になって、「何で、もっと早くに教えてくれへんかったん!?」と、怒られるかもしれません。母に後悔が残ってしまうかもしれません。でも、最後まで嘘を突き通すつもりで今はいます。
実際に、一番近くにいるのは私です。
父の前でも泣けません。母の前でも、泣けません。
『鉄の女』『氷の女』に徹するつもりで、腹をくくりました。
時々、挫けそうな時、ココに愚痴や泣き言を書くつもりでいます。
うまい言葉が見つからないけど…………
応援してるよ。ごめんね…こんな言葉しかだせなかった。
by チビ姫 (2008-02-12 12:35)
心中お察しします。
うちの母も癌経験者です。
聞かされたときはものすごくショックでした。
でもそれを乗り越えて、5年以上が経ち、もう大丈夫だろうと思っていたところに、またもや転移癌が見つかりました。
母は今も癌と闘っています。
余計なお世話かもしれませんが、秋田の玉川温泉の事はご存知でしょうか?
母はそこに通うようになって、見違えるほど元気になりました。もしご家庭の事情が許すなら、試してみてはいかがでしょう
by くろ (2008-02-12 20:52)
▼チビ姫さん
お返事が大変遅くなりました。<(_ _)>
その言葉だけで、充分ありがたいです。
ありがとう(*^▽^*)
by いくまる (2008-02-21 23:55)
▼ナツメさん
暖かいコメント、ありがとうございます。
湯治。
そういう治療法も、あるんですよね。
セカンドオピニオンの事も、少しは考えているのですが…
なかなか、前に進めていません。
「余計なお世話」なんてとんでもない><
ありがたいです。
by いくまる (2008-02-21 23:58)